第一四代宗家 西島淳一

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宗家「西島淳一」の武道歴

学生時代は剣道と空手を学び、空手道は団体戦熊本県大会優勝、西日本大会4年連続優勝を果たし、空手部主将として活動してきました。

社会人となり、当時西日本一の剣道場と言われた久留米「武揚館」に入門し、大正・昭和の剣聖と言われた中山博道先生の薫陶を受け、昭和天皇の皇太子時代の剣術師範であった末次留蔵先生の門下生として「英信流・夢想神伝流」を学びました。

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そして武道を学ぶ者は「文武両道」を旨とし、日本の文化である茶道、華道、書道、日本画、彫刻を学び、茶道は免許皆伝の師範となりました。

その後、八光流柔術、フィリピン武術「カリ」を学び、K1の角田師範の指導のもと正道会館空手の「準教士」の資格を取得しました。

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▲全国火縄銃サミットにて

並行して講道館柔道黒帯も取得し、「四天流柔術」、「伯耆流居合術」、「根岸流手裏剣」、「稲富流砲術」、「馬術」を学びました。なお砲術は、葦北鉄砲隊主催「全国火縄銃サミット」に参加し、ギネスブック登録となりました。

「タイ捨流剣術」における西島淳一

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タイ捨流剣法第13代山北竹任宗家に入門し、第13号として初伝、中伝、奥伝を伝授され、平成14年7月に免許皆伝第一号となりました。

平成15年3月には「タイ捨流剣術第14代宗家」として宗家権限一切を移譲され、同時に忍法・手裏剣・抜刀術・茶法などの「新影タイ捨流宗家」を認可されました。

カンボジアでの慈善活動

そして第14代宗家を継承した西島淳一は、剣術修行と共に丸目蔵人の生き方を手本として、社会奉仕活動もしなければならないと思いました。

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おりしも、約四百年前に肥後藩主加藤清正公の家老である森本儀大夫の息子、森本右近大夫が亡父の菩提を弔うため、カンボジアのアンコールワットを訪れて仏像を奉納した(平戸藩主・松浦静山公著「甲子夜話」より)のを知り、友人の主催する熊本とカンボジアの国際交流センター事業の小学校建設・孤児支援活動に参加しました。

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その支援活動の中で、日本・カンボジア文化交流友好の証とし、熊本城天守閣内にある御座船「波奈之丸」の天井画を有志の方々と模写してプノンペン市に贈呈しました。

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▲アンコールワット寺院にて、森本右近太夫供養献茶式

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▲学校建設支援タイ捨流剣術演舞

アンコールワット寺院にては、仏前にて孤児アプサラ達と共に「日カ平和友好献茶式」を行い、同時に「タイ捨流剣術」を奉納演武致しました。

非利益団体「阿蘇火忍神影タイ捨流」

晩年の流祖丸目蔵人は「殺人剣」を昇華して、「人を愛し、人を生かす活人剣」の心境に達しました。青年期は戦国の戦いに明け暮れ、晩年には刀を鍬に持ち替え、青年や農民のために私財、心血を注ぎました。医者として、宗教者、文化人として人生を全うした稀有な剣豪です。私達「タイ捨流」を学ぶ者は、単に剣術修行をするだけで無く、流祖の生き方を学ばねばなりません。

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私は流祖の志を受け継ぎ、古武道を現代に生かし、現代社会が直面する「青少年のいじめ・DV問題」、「認知症にならないために」、「後期高齢者の健康管理」等の諸問題に取り組むため、非利益団体「阿蘇火忍神影タイ捨流」を設立しました。

皆様の御支援ご鞭撻の程を何卒宜しくお願い申し上げます。

参考ページ:阿蘇火忍神影タイ捨流 >>

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タイ捨流剣術
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タイ捨流剣術 剣龍会事務局
阿蘇火忍神影タイ捨流

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  • タイ捨流剣術とは
  • 流祖「丸目蔵人佐長恵」と系譜
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